アーティスト的なデザイナーの役割は終わったのか?

最近ブログ・ツイッターをちゃんと活用しようと思って使っていると
考えることもたくさんありますね。人の意見を読むことは最高の刺激になります。

ツイッターでも少し書いたのですが、この記事を読んで、色々考えさせられたので、
書き起こしてみます。

クリエイターが3年後、5年後を見据えて今すべきこと〜悩み爆発クリエイター100人祭りスライド公開〜

すごくわかりやすく、デザイナー(クリエイターと書かれていましたね)が今後活躍する術が書かれています。




【今、デザイナーに求められるものはユーザー体験をデザインすること】

【デザイナー】に求められるものは

【芸術性】 < 【わかりやすいさ】

なんですが、その割合が年々増加しているように思います。

私は元はグラフィックデザインの専門学校に通っていたのですが、
そのころから、私の中のアートとデザインの差ははっきりしていて、

デザイン = クライアントに求められるもの・またはそれ以上の意図する効果を伴って制作されるもの。
アート = 製作者が作りたいものを作る。それを欲しい人に売っている人がアーティスト。

音楽をやってる人全般をアーティストと呼ぶ傾向にありますが、便宜上そう使うことも多いですが、
私の中では

商業用に求められた歌を作って歌う人 = 歌手
好きな曲を作って歌う人 = アーティスト

というイメージ。

で、このブログで書かれていることは、その「デザイン」というところをもっと彫り下げて、
マーケティングの考えを取り入れて、どのようにユーザーに体験をさせるか(UX)をデザインすることが必要という内容です。

ほんと、もっともだと思います。

私は特にWEB制作や運営をしはじめてから、6年ほど前にマーケティングの勉強をはじめました。
それは、肌でそういうことを感じていたからだと思います。
また、同じような意見はたくさんの本で読みました。

【アート的な要素が減り、同じようなデザインが溢れている】

現状、特にスマホが一般化し、特にレスポンシブWEBデザインが流行りだしてから
どのサイトもパッと見同じにしか見えないな、と思うようになったのも事実です。
「サイトにデザインなんか必要?」という意見もたくさん聞いてきました。
見やすければそれでいいじゃん、と。

(ただ、私にWEB制作を依頼される方は、【かっこいいデザインで!】というご意見、多いです。
 上記のものを【かっこいいデザイン】と仰ってる場合もありますが)

きゅうううきょくの話になると、
全部同じデザインだって、内容が違えばそれでいい、のかもしれません。
ロゴと写真と色が違えばパッと見違うように見えるよね、っていうテンプレもたくさん出回っていますしね。
そういうテンプレートを使うとさくっと今っぽいサイトができる、という価値は認めます。
すごいことだと思っています。
もちろん、デザイナーとしてのスキルは必要です。配色バランスやフォントの入れ方、きれいな写真の撮り方、使い方、バランス。
読みやすいテキスト、目に入りやすいサムネイル。
そのあたりはやはりデザイナーじゃないとできないと思っています。

【アーティストのかたがたの活躍の場は C to C 】

じゃあ、もうデザイナーにアート要素はいらないのかっていう話になってきませんか。

私は、アートを見るのが好きです。その人しか描けない絵や作れないものたちにものすごく惹かれます。
それがアーティストだと思っています。
自分にはない才能だと思うから、余計にあこがれるのです。

ハンドメイドがものすごい勢いで流行っていて(本当は流行じゃないんじゃないか、と思っていますがそれはまた別のブログにて)
個人が簡単に売り買いで切るようになった中、アーティスト感覚のかたがたは、こっちに流れているんじゃないかと思います。
個人のほうのツイッターで、半分趣味でハンドメイド作家さんたちをフォローさせていただいていますが、
ものすごい芸術性が高いと感じています。

例えば頭の中にあるアートを、どうプロダクトに落とし込むか。
それができれば、個人で作品を売れる。
昔の手作りやハンドメイドというと趣味感覚で素人が作ってる感じですが
もうブランドとしてやっていったらいいんじゃないかと思う作家さんや作品がたくさんあります。
現状はひとつずつ手作りで、コストも掛っている状況で、趣味としてやってる方が多いとは思いますが、
このあたりが今後もっとクリアーになってプロとしてやっていく方がどんどん出て行くんじゃないかと思っています。

そしてまた別の意味で、マーケティングの知識が入れば、作りたいアート作品を、そのまま売ることができる、と感じています。
特にイラストレーターさんたちが、どう製品化するか、というところでもっともっと活躍の場があるのではと思っています。

【そしてまたWEBデザインに】

そしてフラットデザインがこれだけ溢れた中、
今もう一度アーティスト的なWEBデザインが作れたらいいな、とも思っています。
イラストレーターさんやアーティストの方とコラボして
思い切り目を惹くようなWEBサイト。
周りがフラットデザインだらけ、だからこそ、インパクトが大きいデザイン。

今だからこそできるアーティスティックなWEBデザインがしたいな、という思いが最近強くなっています。

こう考えると、マーケティングの考えは本当にどの立場でも必要な考え方で、
ただそれをどう使うか、どのように落とし込むのかが大切なんだなあ、と書いていて実家しました。

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